医院設備
インプラントを埋入する際は、骨の奥行や厚みを知ることがとても大切になります。
インプラント埋入時は、最低でも5mm、理想では10mmの歯槽骨の厚みが必要です。
この情報を得るためにはお口の中を3Dで把握する必要があります。
また、上顎洞や、下歯槽管の位置は、2Dでは黒く抜けた部位としてのみ写るため、正確に把握することが難しいです。3Dデータならこれらの位置を正確に360度把握することができます。
また、骨密度の審査に使われることもあります。
マイクロスコープを使用する事で、患部を肉眼の最大20倍に拡大することができ、インプラントなどの数ミリ単位で正確性が必要な治療からメンテナンスまでが可能です。
それにともない、インプラントや天然歯の寿命を延ばすことができるのです。インプラント手術のあと、痛みや腫れが少なくてすみます。
インプラント治療後のメンテナンスで定期的に口腔内の写真を撮ることによって小さな変化も見逃さず、より長くインプラントを使用して頂けるように努めております。ご自身では見にくい歯の裏側も撮りますので、よりお口の中の状態を理解して頂けます。
インプラント手術で滅菌された器具を使用しています。130℃以上の高圧蒸気で、あらゆるウイルスや細菌を死滅させることができます。お口に入る器具はすべてこの滅菌器で滅菌処理を行い、患者さんごとに交換しています。
歯を削るハンドピース専用の滅菌器です。ハンドピースは複雑な形状をしているため、専用の滅菌器を使ってしっかり滅菌し、乾燥まで行っています。
歯や修復物を削った粉塵、唾液などが空気中に飛散しないように瞬時に吸い込む機械です。
それらの粉塵には細菌やウイルスが付着している可能性があるため、院内感染のリスクを低減することができます。